3.赤い宝玉
―リース村―
がレジェンスたちと出会ってから約1週間経った。
その間に1つめの宝玉、朱玉(しゅぎょく)の情報を聞き、一行は朱玉があるという村にやって来た。
「ホントにあるんでしょうか?」
「一見、小さな村ですが市場が賑わっています。この規模の村にしては食材が豊富ですね」
「どうやらここは豊作のようだな。他の地域は日照り続きで収穫量が落ちてるってのに」
「それって…やっぱり宝玉の力なんでしょうか」
は辺りをキョロキョロと見回る。
これまでに寄った町よりも小さいが、村は確かに栄えていて活気に溢れていた。
「確証はないが、調べてみる価値はあるだろう」
「そうですね!」
「では、まずはただの観光客になりすましてこの村の事を探っていきましょう」
「そうだな。あまり目立った行動は慎む事。それから、直接的な質問も駄目だ」
「もしかしたらボクらの敵になるかもしれませんしね」
「そうだな。宝玉の確証が得られるまでは言動に気をつけよう」
「わかりました!」
今までにないピリっとした雰囲気だ。
(…観光客になりすますって言ってたけど、私はどうしようかな)
*雑貨屋に行く
*広場に行く
*宝石屋に行く
*ブラブラと散歩する