神々の歴史〜イビリア編〜


イビリア大陸一帯は島国が多く人間の人口密度が低いことと
統制力の強い魔王の力もあり、長い間、平和を保っている。

しかし年々魔物の被害が大きくなってきており、
サウスランドからの移民が増えてきている地域では
急速に開拓が行われ、文明が発達して自然の破壊が著しい。

このままではいずれミーシャも消えてしまい、
この世界から魔力は失われ大地は荒廃していくだろう。

今までの歴史と向き合い、未来を変えていく為に私はこの絵を残す。
後世が光と緑で満ち、生きる者、全てが希望を持って
生きる世界になっていることを願って――







(AHD2680年にカッシート遺跡で新たに見つかった2050年頃に描かれたと思われる壁画より)


…って書いてるけど600年以上も見つけてもらえなかった壁画作家乙。みたいな(´д`、)
ちなみに、『missing』は機械化が進んでいるので近代っぽいですが、
年代を見ていただいたら分かる通り、『アークバーンの伝説』よりも700年くらい前の話です^^;
大陸によって文明の栄え方がかなり違うんですね。


吉永裕(2011.8.7)


次のページへ         メニューに戻る