神々の歴史〜守護神四柱編〜


サウスランド大陸を加護する勤勉と誠実を司る神――テラ。
アーク大陸を加護する挑戦と快楽を司る神――オーランド
リーフグラント大陸を加護する理性と受容を司る神――マリービーン。
イビリア大陸一帯を加護する慈悲と慈愛を司る神――ミーシャ。

所在は不明だがはじまりの大陸も世界のどこかにあると言われている。

神と交信できる一族によると、神々は人間のような姿をしていると言われており、
テラは柔らかな金髪にシアンの瞳という容姿の17,18歳ほどの男神で、
常に真剣な表情を崩さず真面目な性格をしており、
アイボリーの長髪と緑色の瞳をしていたというオーランドは
30代の男神で背中に翼を持ち、
美酒や美食を愛し希望に向かって努力する者を愛していた。
20代半ばの女性のような容姿だったとされる女神のマリービーンは、
コバルトグリーンの長くて真っ直ぐな髪と金色の瞳を持ち、
常に冷静沈着だったけれども物腰は柔らかく寛容であったとされ、
慈悲と慈愛の女神ミーシャは長くて波のように揺れるピンク色の髪と
セルリアンブルーの瞳の持ち主で、
心は生きる者たちへの愛で満ちており優しい笑顔を絶やさず、
20代前半の容姿をしていたという。






(AHD2680年にカッシート遺跡で新たに見つかった2050年頃に描かれたと思われる壁画より)


〜回帰世界〜の小説どれかを読んでくださった方はお分かりかと思いますが、
この神々もこっちの世界の人々の思いが具現化されてできたものなのですが、ベースとなる者が必要なようです。
(ゼロの状態から完全に具現化するには多大なエネルギーが必要な為、イメージしやすい身近な物体を模倣して作る方が楽らしい)
ちなみにベースとなる人は死んでいる(=回帰世界に魂がある)人、もしくは近く死ぬ(=まだ現実世界で生きている)人から選ばれます。
それを私は神候補と呼んでおりますが、上記の理由により外見も中身も人間味のある神様となっていて
それぞれ性格があり、その性格が司る力に関わっています。
しかし、人間味があり過ぎるので一応は神という存在なのですが完璧な存在ではありません。
それぞれ意思を持ち、苦悩することもあります。
なので神が変わることもあります。
今のところ、このサイトにも神候補の人物はおりますので、数百年後にはその人物たちが神になっているかもしれません。


吉永裕(2011.8.7)


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