恋隠れ
気がつかないふりをしていた あなたのこと
意識した途端 距離があくってわかっていたから
どうしていつまでもこのままでいられないの
心地良い空間を無くしたくない
そう思うことは甘えているってことなのかな
誰かといることに慣れていない私に
自然に手を差し伸べていたあなた
さり気ない一言にどれだけうれしかっただろう
私が笑顔を浮かべていられるように
いつも傍で見守ってくれていたんだね
ありがとうって気持ちを伝えたいのに
素直に伝えることが恥ずかしかった
そんな私を微笑みと甘い仕草で
あなたのところへと引き寄せたのは
好きだよって言葉を紡ぎ出したかったからなの?
離れていってしまうのが怖かったから
本当の気持ちをずっと心の奥に隠していた
あなたが一歩を踏み出してくれたのに
知らないふりなんてもうできはしない
恋への道を私も歩き始めているってことを
いつも私がお世話になっている北崎麗様の素敵な企画に申込みさせていただき、いただいた詩でございます!!!
麗さん、素晴らしい作品をありがとうございました!!
かなり元のSSが描写不足で読み手の想像にお任せしていた部分を麗さんが素敵な言葉とリズムで表現してくださいました^^
本当に幸せですっっ…!!! 心から御礼申し上げますm(_ _)m
小説だけでなく、このような素晴らしい詩も麗さんのサイトには沢山あります。
麗さんのサイトはこちらです→ 幻想彩地
*原作の『リクエスト』を読んでみたいという方はこちらへどうぞ。
麗さんの詩を読まれた後だと、ヒロインの心情が分かりやすくなると思います^^
吉永裕 (2009.4.19)
メニューに戻る