強引に進めた匣係
嫉妬と所有欲に動かされ
戸惑うお前を組み敷いた

期待もされず 自らも
諦めることが常だったのに
お前だけは手放したくない

吐息と声を喰らっても
印を付けても不安は消えぬ
狂おしい程に欲するこの気持ち
どうすれば満たされるのか


薬師が告げた命の存在
広がる安堵と優越感
これでお前は余のものだと

タキトゥスの訪問
突然 覚悟を問われる
本来は子を産めぬのだと

お前をよく知ろうともせず
己の感情だけをぶつけた
お前がいなければ意味がないのに
余の愛がお前を殺す


愛と呼べるものではない
独占欲の固まりなのに
お前は笑って手を伸ばすから
許されたような気がしてしまう






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※タイトルやローマ字の単語はGoogle 翻訳に任せきりなので文法や言葉の選びが正しくない可能性がありますm(__)m



お待たせいたしました。今回は男目線です。
アルドル殿下はタイトルが最初に決まりました^^; 真っ直ぐすぎて自分も人も傷つけるイメージです。
衝動に任せて突っ走って後で後悔する思春期真っ只中みたいな感覚。

次回こそ最後と思います!
話ではなく歌詞のようなただの言葉の羅列という作品ですが
読んでくださっている皆様、本当にありがとうございますm(__)m
どうぞ次回もよろしくお願いいたします!

吉永裕 (2012.7.4)


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