を匣院にという噂は
武官をしている自分にも届き
最近のアルドル殿下の機嫌の良さに
鈍い自分も合点がいった
山で朽ち果てる筈であった
少女がいずれ妃になるのは
喜ばしいことである筈なのに 何故
自分はそれを望めないのか
答えはとうに分かっていた
ずっと傍で守りたいと
あの子の笑顔が見たいと思っていた
これは恋だと気づくのが遅すぎた
これで会うのは最後かもしれないと
あの子の部屋へと向かった
さよならを告げる筈であったのに
苦しむあの子をこのままにしておけず
どうせ命を捨てるのならば
殿下に全てを申し上げ
あの子への気持ちを偽らず
神の元へ参るとしよう
寝室を警備する日
殿下に僕は発言する
どうか彼女を帰してほしいと
彼女の笑顔こそ我が命なのですと
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※タイトルやローマ字の単語はGoogle 翻訳に任せきりなので文法や言葉の選びが正しくない可能性がありますm(__)m
お待たせいたしました。今回は男目線です。
ティリア兄様は鈍いイメージ。
最初は自分が保護者のような立場で接していたつもりだったけれど、ツーアウト満塁くらいのギリギリのところで気づくようなタイプ。
(たとえが意味不明ですみません^^;)
次回こそ最後と思います!
話ではなく歌詞のようなただの言葉の羅列という作品ですが
読んでくださっている皆様、本当にありがとうございますm(__)m
どうぞ次回もよろしくお願いいたします!
吉永裕 (2012.7.4)
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